【保存版】国際航空券の予約方法を完全解説|初心者でも失敗しない手順と安く買うコツ

フライト予約

海外旅行を計画するとき、最初にぶつかるのが「海外航空券ってどうやって予約するの?」という疑問です。

比較サイトって使って大丈夫?公式サイトの方がいいの?
初心者でも自分で予約できる?

海外航空券の予約は、海外旅行の費用の中でも最も大きな割合を占めます。

予約方法を間違えると 数万円損をする、変更できない航空券を買ってしまう、乗り継ぎで失敗する
といったトラブルも起こります。

この記事では、
・海外航空券の探し方
・安く買うコツ
・予約のタイミング
・注意点
を旅行手配のプロが解説します。

初心者の方でも安心して予約できるようになります。

目次

国際航空券予約の流れ|初心者向け5ステップ

海外旅行イラスト

まずは全体の流れを理解しましょう。

1. 行き先と日程を決める

最初に「どこへ」「いつ行くか」を決めます。
航空券の価格は日程によって大きく変わります。特に週末や連休、その国の行事がある時の便は高くなります。可能であれば、平日出発・平日帰国にすると安くなります。

2. 航空券比較サイトで検索する

次に、比較サイトで航空券を検索します。
ほぼ全航空会社を比較でき、検索時の最安値が見つかり、操作も簡単なところがポイントです。
どんな航空会社でいくら位で行けるのか、ざっと調べるのに便利で私も最初によく使っています。

  • Skyscanner(スカイスキャナー)
  • Google フライト 
  • エクスペディア
  • トラベルコ  など

3. 航空会社の公式サイトも確認する

比較サイトで良い便を見つけたら、その航空会社の公式サイトでも同じ便を検索します。
航空会社によっては、公式サイトからの直接予約での割引キャンペーンで安い場合があり、また変更やキャンセル対応が安心できるという利点があります。

4. 航空券を予約する

問題なければ予約します。
入力する情報
・名前:(パスポートと同じスペル)スペルミスは絶対にNG。間違えると搭乗できないことがあります。
・生年月日
・パスポート番号と有効期限
・携帯の電話番号
・Eメールアドレス

予約時には、注意しなければならないポイントがあります。
記事中ほどで解説していますのでお見逃しなく!

5. eチケットを確認する

予約後、eチケット(航空券)がメールで届きます。これは搭乗時に必要なので保存しておきましょう。
スマホ保存でもOKですが、国によってはプリントされたものの提示が必要な場合があるため、印刷しておくことをお勧めします。

国際航空券を安く買うコツ

■ 予約タイミング

早めの予約が基本!
 同じフライトでも安い運賃帯から最初に予約は埋まっていきます。なので早めの3〜6ヶ月前の予約が理想です。

安くなるタイミングも?
 LCCは出発日直前に値下げすることもありますが、そこまで予約をしないのは席がなくなるリスクがあるので注意が必要です。

■ 料金を安くするには

平日の出発・帰着にする
 航空券には週末運賃があり割高になります。航空会社によってこの週末とはいつを指すのかが変わるため一概には言えませんが、火・水・木曜日のフライトは安い傾向にあります。

■ 航空券比較サイトを使う

比較サイトで検索した場合、実際の予約は、その料金を提供している
・オンライントラベルエージェント
・航空会社サイト
・旅行会社サイト
遷移しての予約となります。

・比較サイト=検索する場所
・オンライントラベルエージェントや公式サイト=予約する場所 です。

航空券の料金は空席状況によって変わり、安い料金帯から先に売れていってしまいます。
そのため航空券 比較サイトは表示させるたびに、出てくる内容や金額が変わります。

同じ便で隣同士に座った人と10万円近く料金が違うことの大きな理由は、この「予約するタイミング」です。
(他には、変更やキャンセル時の規定によって金額が変わります。)
なので早めに検索・予約ををすれば、安い料金帯に空きがあるので安く買えるということになるのです。

国際航空券を予約する場合の注意点

同じ席なら少しでも安い航空券を手配したいものです。
航空券は予約時に必ず確認しておくべき航空券の規定があります。
とても重要なことなので下記の確認を怠りませんように。

航空券の規定(ポリシー)が、「払い戻しが可能か」「変更は可能か」

格安国際航空券には「購入後、変更も払い戻しも不可」という厳しい航空会社規定のものがあります。
要するに急な予定変更となっても「購入後はキャンセルしても返金が一切ない」ということです。

一般的に厳しい規定ほど安く、規定の緩い「払い戻しが無料で可能・変更も無料で可能」という航空券は金額が高くなります。
航空券を安くあげるためには、何か月も前の早い段階で予約した方がもちろんいいのですが、スケジュール変更が出てしまう可能性があるのであれば、少し金額をあげて少し規定の緩い「有料でも変更やキャンセル払い戻しが出来るもの」を選んでおくほうが後々困りません。

予約時にチェックしておかなければならない、大切なことです。

どこで予約すればいいのか

空港でPC作業する女性
予約方法メリットデメリット
旅行会社・旅行代理店安い航空券あり、手厚いサポート取扱い手数料がかかる
航空会社公式サイトキャンペーンあり、安心感が高いその航空会社しか予約出来ない
オンライントラベルエージェント安い航空券が見つかるサポートが弱い場合がある

旅行会社(旅行代理店)で予約する利点

海外旅行に行き慣れていないのであれば、旅行会社に相談することをお勧めします!

旅行会社で海外航空券を予約する最大の利点は、「サポートの安心感」です。

航空券の予約に慣れていない初心者や初めていく国の場合、乗り継ぎや入国条件、必要な書類など、自分で判断するのが難しい場面が多くあります。旅行会社を利用すれば、専門スタッフが条件に合った航空券を提案してくれるため、自分でいちから調べる必要がありません。
また、トラブル時に相談できるのも大きなメリットです。たとえば、フライトの変更やキャンセルが必要になった場合でも、旅行会社が代わりに手続きを行ってくれるため、航空会社と英語でやり取りする必要がなく、スムーズに対応できます。
さらに、航空券とホテルがセットになったお得なプランを紹介してもらえることもあり、結果的に個別に予約するより安くなる場合もあります。

「海外旅行が初めてで不安な方」や「予約やトラブル対応をすべて任せたい方」にとって、旅行会社は相談しながら予約が出来るためとても安心です。

航空会社公式ホームページで予約する

実際に搭乗する航空会社での予約となるため、トラブル時の対応に関しては安心です。

航空会社公式ホームページからの直接予約者向けに独自キャンペーンなどを行っている航空会社もあり、
同内容で金額が少し安かったり、サービスが良い場合もあります。

デメリットとしては、航空会社ごとの予約となってしまうため、
航空会社が変わっての乗り継ぎがある場合は、
・予約をそれぞれの航空会社でしなければならない
・料金も別々で割高になる
・荷物が目的地までスルーでいかない
・乗継ぎなのに一回外に出てチェックインをし直さないとならない場合もある(乗継時に入出国する)
など不便な面も出てきてしまいます。

航空会社をまたがっての乗り継ぎがある場合は、旅行会社で予約した方が良いです。
1枚の航空券として、通し運賃の適用が出来る場合があるからです。

OTA(オンライントラベルエージェント)で予約する

行ったことのある渡航先で、比較サイトで検索したOTAで航空券をサクッと購入するのも便利です。中級~上級者むけ。

代表的なOTA
日本のOTA ・楽天トラベル・エアトリ・サプライス・トラベリスト・スカイチケット など
海外のOTA ・Expedia・Trip.com・Booking.com・Kiwi.com など

比較サイトで、金額が最も安く表示されている多くがオンライントラベルエージェント(OTA)での販売です。
手軽に予約が出来る利便性から、最近はOTAを利用する人が増えていますが、予約・購入時にはチェックしておくべきポイントがあります。

OTAが安い理由

理由① 独自の割引やクーポンがある
独自のセールや割引クーポンを頻繁に提供しています。また、航空券+ホテルなどをセットにすることで割引できる仕組みもあります。
つまり OTA独自割引/期間限定セール/クーポン で公式の価格より安くなることがあります。

理由② 手数料モデルで利益を出している
航空券そのものの価格だけでなく、キャンセル手数料/変更手数料/サポート手数料 などで利益を出します。そのため、最初の価格を安く見せることができます。
実際、OTAのキャンセル料は、「航空会社の手数料+OTA独自の手数料」が加算されるケースがあります。

理由③ 柔軟性の低いチケットを多く販売している
最安チケットは 変更不可/キャンセル不可(払戻しができない) など、条件が厳しいものが多いです。
そのため安くなります。安い代わりに「自由度が低い」という仕組みです。

理由④ サポートコストを抑えている
サポート体制を最小限にしてコストを削減しています。
その代わり、問題発生時は 対応が遅い/待ち時間が長い などのデメリットがあります。

OTAで予約した場合のキャンセル時返金ルール

これは非常に重要で、事前にチェックしておかなければならない事項になります。

OTAで予約した場合、返金は「OTA経由」
航空会社ではなく、航空会社 → OTA → あなた という流れになります。そのため返金に時間がかかります。

OTA独自のキャンセル料がかかる
返金時には「航空会社のキャンセル料」+「OTAの手数料」の両方がかかる場合があります。

返金ではなく「クレジット(ポイント)」になる場合もある
現金返金ではなく、 OTAクレジット/バウチャー になるケースもあります。

そもそも返金不可のチケットも多い
特に最安チケットは キャンセル不可/変更不可 が多いです。

比較サイトでは金額表示が重要視されているため「なにが金額に含まれているのか」「変更やキャンセルができるのか」まではパッと見ただけではわかりません。OTAのサイトにまで入って内容を確認する必要があります。(予約には、OTAの取扱手数料も別途かかります。)
金額比較をする場合、この手数料まで考える必要があります。

予約時までに考えておくこと

  • 往復 or 片道航空券?

    通常は往復で買った方が割安です。

    赴任など長期滞在の場合は片道航空券も選択肢になりますが、短い観光の予定で片道航空券しか持っていない場合は、現地入国審査で許可が下りず、入国拒否をされる場合もあるので注意が必要です。
    訪問国の入国に関して、「帰りの航空券を持っていること」が条件で入国許可やビザ免除となっている場合があるため、基本的には往復航空券が必要、と考えていてください。
  • 直行便か乗継便か

    現地での滞在時間を考えるなら、断然直行便です。

    乗継ぎ便の方が少しだけ安くつく場合もありますが、その分リスクもあります。
    ・国によっては乗り継ぎ国でも、出発前までに事前渡航申請をしなければならない場合がある。
    ・遅延リスク:最初の便が遅延してしまうと乗継便に間に合わなくなり、最悪の場合は購入し直しになる。
  • 預け荷物の有無

    LCCは預け荷物が有料のことが多いので、荷物の量に応じて選びます。
    フルサービスキャリアも路線や運賃によって預けられる荷物数(重量)が変わります。
  • パスポート残存期間が足りなければ、再申請しておく

    訪問国に入国するにあたって、パスポートの残存期間がどのくらい必要か、事前に確認が必要です。
    多くの国では「入国時に6ヶ月以上有効」なパスポートが必要です。
    国際的な取り決めにより「パスポート情報」「eメールアドレス」「携帯電話番号」を予約時に航空会社に知らせる必要があるので、早めに準備をしておきましょう。

海外航空券予約でよくある失敗

1.名前のスペルミス(最も多くて危険)

これは本当に多いです。パスポートと1文字でも違うと他人とみなされ搭乗拒否をされる可能性があります。

よくある例
・ローマ字順番間違い(誤:TARO YAMADA  →正: YAMADA TARO)
 航空券は通常 姓(ファミリーネーム/ラストネーム)・名(ファーストネーム)の順で表記されます。
・ヘボン式ミス(SHO / SYO)
・パスポートと違う表記 サイトウ SAITO / SAITOU / SAITOH など
 通常はSAITOですが、漢字の読み方のこだわりでパスポートの表記を変えている場合は要注意です。

対策:必ずパスポートを見ながら入力する

2.乗り継ぎ時間が短すぎる

これも初心者が非常に多い失敗です。

最低でも 国際線 → 国際線は、1.5〜2時間以上 / 国際線 → 国内線(入国ありの時)2.5〜3時間以上

例えば フランクフルト→ロンドン→パリ などの大空港は特に時間がかかります。乗り遅れると、自己責任として扱われ、無効になる航空券もあります。

3.別切り(別冊)航空券を買ってしまう

例:東京 → バンコク(ANA)/ バンコク → パリ(別会社)で航空券は別冊(別の予約に分かれている)
この場合最初の便が遅延しても、乗継便が別会社なので誰も保証してくれません。できるだけ同じ航空会社または協定がある航空会社・同じ予約番号・同じ航空券(通し運賃の1冊)で買うのが安全です。

4.荷物料金を確認していない(LCCで多い)

LCCは安いですが、受託手荷物 有料、機内持込荷物の制限が厳しいため、結果的に高くなることがあります。
購入前に必ず確認してください。

5. 変更・キャンセル不可の航空券を買う

前述のとおり、一番安い航空券は変更不可・返金不可がほとんどです。特に長期旅行・ヨーロッパ・アメリカ旅行は予定変更リスクがあります。少し高くても変更可能運賃を選ぶことがおすすめです。

6.空港を間違える

都市によっては空港が複数あります。
東京は、成田(NRT)と 羽田(HND)
ロンドンは、ヒースロー(LHR)、ガトウィック(LGW)、シティ(LCY)、ルートン(LTN)、スタンステッド(STN)、サウスエンド(SEN)、の6つの国際空港があります。
空港が違うと乗継ぎ時に入国しなければならなくなり、手続きや入国書類が必要になり、移動も大変です。

7.トランジット(乗継ぎ)にもビザやETA(渡航申請)が必要な国を知らない

例えば、
アメリカ経由→ ESTA必要
カナダ経由→ eTA必要
知らずに取得していない場合は、搭乗拒否されるケースがあります。

8. 安さだけで選んでしまう

安すぎる航空券は、乗り継ぎ3回、移動時間30時間など体力的にかなりきついです。
おすすめは、乗り継ぎ1回まで、トータル20時間以内

旅行手配のプロとして一番伝えたいのは
「安さ」より「安全性と条件」です!

特に重要な3つは
・名前スペル
・乗り継ぎ時間
・変更・キャンセル条件
ここだけは絶対に慎重に確認してください。

航空券の仕組みなどについては、こちらの記事でも詳しく解説しています。


航空券購入後の確認

・eチケットの受け取り
 予約後に、メールで届く「eチケット」はスマホに保存するだけでなく、プリントアウトしてお持ちください。

・申し込んだ旅程の確認
 旅行会社などからの予約でも、購入後は「搭乗の航空会社ホームページ」で予約内容を見ることが可能です。
 また、サイトやアプリからオンラインチェックインが可能な航空会社も多いです。
  ・航空会社予約番号(eチケットには、航空会社予約番号と旅行会社システム予約番号が記載されています。)
  ・名前

 で航空会社ホームページで予約を確認をすることができます。

・ビザや事前の電子渡航申請(ETA)の有無や、入国条件も調べよう
 渡航先によっては事前にビザ申請や電子渡航渡航申請(ETA)が必要な場合があります。
 代行申請(有料)業者や、詐欺サイトもあるため、政府公式サイトで内容を確認するようにしてください。
 最新の渡航条件については、日本国内にある渡航先国の 大使館・総領事館に確認してください。

 外務省ホームページ 駐日外国公館リストはこちら
 外務省海外安全ホームページはこちら

まとめ

海外航空券を予約すること自体は、難しいことではありません。
いかに自分の予算や希望とすり合わせるか、ということを調べることが少しめんどくさいところです。

航空券予約に手間をかけたくない、渡航に必要なビザのことなどがわからない、という方は、
旅行会社に相談していただくのが、一番安心で手っ取り早い方法ではあります。

早めの行動で、安心&お得な空の旅を楽しみましょう。

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