海外旅行・留学・送金に最強!Wiseカードを使ってみた感想

最近、海外で使えるプリペイド型のカードとして話題の「Wiseカード(旧TransferWise)」を実際に使ってみました。海外旅行や通販、そして海外送金まで、あらゆるシーンで使えて本当に便利だったので、今日はその体験をシェアしたいと思います。

目次

Wiseって何?

Wiseは元々、格安の海外送金サービスとして知られていたサービスで、近年ではマルチカレンシー(複数通貨)アカウントを持てるサービスとしても注目されています。

そのWiseが発行しているのが「Wiseカード」。これはいわゆるプリペイド式のデビットカードで、日本の銀行から振込みチャージして使うスタイル。
日本円を入れておけば、現地通貨に両替してそのまま支払いができる、まさに海外旅行の強い味方です。

Wiseの概要
上場:2021年にロンドン証券取引所に上場済み(証券コード:WISE)
設立年:2011年
創業地:ロンドン(イギリス)
旧社名:TransferWise(トランスファーワイズ)
本社所在地:ロンドン

Wiseの成長とグローバル展開の現状

Wiseは年々その存在感を増しており、2020年時点では約1,000万人だった利用者数が、2025年にはついに3,000万人以上のユーザーを抱えるまでに成長し、世界中で利用者が急増しています。

また、年間の送金取扱額も非常に大きく、2024年時点で約1,200億ポンド(日本円で22兆円以上)に達しています。近年は法人向けのビジネスアカウントの開設も増加傾向にあり、中小企業にも広く利用されています。

対応エリアも非常に広く、Wiseは50以上の通貨・170か国以上でサービスを提供。日本国内でも、個人向けアカウントの開設時にマイナンバーで個人認証することで、正式に利用可能です。

利用者の特徴

利用者層目的例
海外旅行者現地通貨引き出し、ショッピングなど
海外移住者給与・生活費の国際送金
海外フリーランスクライアントからの受取、米ドル/EURの管理など
学生・留学者学費支払い、現地口座への送金
輸出入ビジネス法人口座での多通貨管理、海外送金コスト削減

海外送金(SWIFT) と Wise海外送金のしくみ

海外送金

中継銀行を通しての手続きとなるため、それぞれの手数料と実際に送金されるまで日数がかかります。

Wise送金

日本でWiseアカウントを作った場合は、口座はGMOあおぞらネット銀行、PayPay銀行、またはMUFG(三菱UFJ銀行)のいずれかのパートナー銀行でつくられます。(選べません)
この口座に自分が持っている銀行口座からチャージして、Wiseで支払いをするという形になります。
※日本マーケットでは、現状クレジットカードからのチャージは行えず、銀行からのチャージのみになります。

実際の手数料と無料で使える範囲

無料で使えるの?

アカウントの作成も維持をするのも無料。基本的な管理コストはかかりません。

Wiseで無料でできること

  • アカウントの作成・維持
  • マルチカレンシー口座(40通貨以上)での残高保有
  • Wiseユーザー間の同一通貨送金
  • 主要通貨(USD、EUR、GBPなど)の受取口座の開設
  • Wiseカードでの同通貨決済

補足: 例えば、日本円で受け取ったお金をそのまま日本円で送金・決済する場合は、基本的に手数料は発生しません。

手数料がかかる主なケース

利用シーン手数料の目安
通貨換算(両替)約0.5~0.7%(通貨により異なる)
国際送金(他通貨宛)固定+割合の手数料(例:0.68%~)
ATM引き出し(Wiseカード)月2回・3万円まで無料、超過分は70円+1.75%
Wiseカードでの異通貨支払い両替手数料が発生
SWIFT受け取り(国際送金受信)通貨により数ドル~数ユーロの受取手数料あり

日本国内ユーザー向けのポイント

  • Wiseは日本の銀行ネットワーク「Zengin」に対応しているため、国内着金が速く・安くなっています。
  • WiseカードのATM引き出しは、月2回・3万円までなら完全無料です。

実際に使ってみて良かった点

1. 為替レートがめちゃくちゃ良い

これは使ってみてすぐに実感しました。空港や銀行の両替所に比べて、Wiseのレートは「市場レート」に近いです。つまり、両替の無駄がほとんどないんです。
例えばユーロ圏で現地のカフェに入ったとき、普通にタッチ決済で支払えましたし、レートもGoogleで調べた通り。クレジットカードよりも断然お得に感じました。

2. 多通貨を管理できるのが地味に便利

ユーロ、米ドル、ポンド、バーツなど…渡航先ごとにアカウント内で通貨を切り替えられます。残高を各通貨で持っておけるので、為替が良い時に事前に両替しておく、なんてことも可能です。

3. 海外送金の手数料も安いし、資金移動が速い!

息子が留学に行くので、Wiseカードを持たせました。ゆうちょに留学資金をいれたまま何もせず悠長に出発した息子。。案の定、現地でゆうちょが下せないとなり、現金があと1万円しかないとLINEが。。
さすがに焦りましたが、私のWise口座から息子のWiseカードにとりあえずの資金を送金。なんと6秒で息子のWiseに現地通貨で入金(チャージ)されました。PayPayでお金を送るくらいの感覚で送金が出来て、すごい便利だと思いました。

4. アプリが使いやすい

Wiseのスマホアプリは本当に分かりやすいです。今どの通貨にいくらあるのか、履歴もリアルタイムで見えるし、カードのON/OFFもアプリからすぐ可能。盗難や紛失のときでも即時停止できるのは安心でした。

アプリ(スマホ内Wiseカード)を使っての決済も可能ですが、ATMを使って現地通貨の現金を引き出すにはカードが必要です。カードはアカウント開設時に別申し込み(有料)となりますので忘れずに申し込んでおいてくださいね。

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注意点やデメリット

1つだけ注意したいのは、ATMでの引き出しに上限があること。月に2回、30,000円相当までは手数料無料ですが、それを超えると手数料がかかります。頻繁に現金を引き出す人は少し注意。

また、日本円をWiseにチャージするときに、銀行振込などの方法がやや分かりづらいと感じる人もいるかもしれません。ただしこれは慣れればすぐに問題なくなります。

Wiseカード vs 他の海外向けカード比較表

カード名 為替レート 年会費 対応通貨数 海外ATM引出し 管理アプリ
Wiseカード 市場レートで有利 無料 50通貨以上 月2回まで無料 ◎(使いやすい)
Revolutカード やや有利 無料(条件あり) 約30通貨 条件付き無料
クレジットカード 為替手数料あり 年会費あり 通貨自動変換 高額手数料 △(カード会社による)
海外プリペイドカード 為替レート固定 発行手数料あり 通貨ごと発行 手数料高め

よくある質問(FAQ)

私が使う前に疑問に思っていたFAQを掲載しますね。


Q. Wiseカードはクレジットカードですか?
A. いいえ。Wiseカードは「デビットカード(プリペイド式)」で、チャージした金額の範囲内でのみ利用できます。

Q. 日本でも使えますか?
A. はい。コンビニ、スーパー、オンライン決済など、Visaタッチ決済に対応している場所なら国内でも問題なく使えます。

Q. 紛失した場合はどうすれば?
A. Wiseアプリからカードを一時停止または完全停止できます。再発行も可能。

Q. 海外ATMで現地通貨を引き出せますか?
A. はい。月に2回・合計30,000円相当まで無料で引き出せます。それを超えると少額の手数料がかかります。

Q. 日本語のカスタマーサポートはありますか?
A. はい。アカウントにログイン後、メール・チャット・電話での問い合わせが可能です。
営業時間 9:00~17:00(月曜日~金曜日)時間外はメールでの問い合わせのみとなります。
日本の電話番号:0800-080-4317 (フリーダイヤル) / 050-3161-3745 (有料)

まとめ:海外に行くなら持っておくべき1枚

Wiseカードは、海外旅行が多い人、海外通販をよく使う人、あるいは海外送金をしたい人にとって非常に頼れる存在だと感じました。

日本でもApple payなどで普通に使えますし、年会費も無料なので「持っておいて損はないカード」だと思います。

非常に助けられています。海外でクレジットカードを利用するより便利で、もうWise 一択!で使い倒しています。

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